京都で研究情報交換会を開催します
近年、質量分析を扱う研究分野ではデータ解析・インフォマティクスの重要性が広く認知されています。その一方でインフォマティクス・プログラミングは始める際のハードルが高く、国内の研究者人口も少ないために情報やノウハウの共有、スキルアップが難しいという課題があります。そこで本研究会では情報交換・交流を目的として、質量分析インフォマティクスとその関連分野に興味のある方を対象として3日間にわたるイベント(ミートアップ)を開催します。 会場は京都府立植物園や京都コンサートホールに隣接した風光明媚な土地に位置し、リラックスした開放的な環境で開催します。
会期中にはテーマを決めたディスカッション・情報交換会や講習会を行う予定ですが、本合宿は自由度と自主性を重視しますので会期中は自由に過ごしてもらうことが可能です。たとえば、興味のあるプログラムだけ参加し、それ以外の時間は自分のペースで自習・持ち込みの仕事をするというようなことも可能です。
ミートアップ開催概要
- イベント名: 質量分析インフォマティクス・第2回ミートアップ in 京都(2024年)
- 開催日時: 2024年3月27日(水)〜29日(金),9:00〜18:00
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開催場所: 京都三大学教養教育共同化施設・稲盛記念会館
京都府立大学(下鴨キャンパス)に隣接しています [Google Map]
- 主催: 質量分析インフォマティクス研究会 (日本バイオインフォマティクス学会 (JSBi))
- 主催: 京都府立大学 大学院生命環境科学研究科
- プログラム(内容予定) 初日のイベント説明の時間に参加していただければ、その後のプログラムは興味のあるものだけ参加していただくという参加方法で結構です。
- イベント説明・打ち合わせ(初日(3/27)9:00-12:00)
- 参加者の興味・リクエストに基づいてテーマを決める情報交換会・ディスカッション
- グループ単位または個人でテーマを決めたデータ解析・プログラミング作業
- 自由作業
- スケジュール(予定)
- 3/27 (水) ブリーフィング・ミートアップ
- 09:00 現地(会場)集合
- 09:00-12:00 イベント説明・課題テーマ決定・グループ編成
- テーマ毎の情報交換・講習会などを行う時間帯の調整も行います。
- 12:00-13:00 昼食休憩
- 13:00-18:00 ミートアップ(18:00 会場から退場)
- 3/28 (木) ミートアップ
- 09:00-12:00 ミートアップ
- 12:00-13:00 昼食休憩
- 13:00-18:00 ミートアップ(18:00 会場から退場)
- 3/29 (金) ミートアップ・ラップアップ
- 09:00-12:00 ミートアップ
- 12:00-13:00 昼食休憩
- 13:00-16:00 ミートアップ
- 16:00-18:00 ラップアップ
- 18:00 解散(会場から退場)
- 参考情報: 会場周辺の飲食店マップ
- 参加費: 無料(会場が大学のため、今回は参加費用が発生しません)
- 注意事項(ネットワーク):
会場ではwifiとしてeduroamしか利用できません。事前にeduroamのアカウントを取得しておく、もしくはモバイルルータなどを持参する必要があります。この準備は参加者ご自身で行ってください。研究会では、eduroam登録手続きやモバイルルータのレンタル斡旋などは行いません。
- 注意事項(持参品):
会場には電源延長コード(電源タップ)の準備がありますが、数に限りがあるため、可能な限り自前の電源タップの持参をお願いします。
- 注意事項(宿泊と交通の便):
宿泊場所に関しては各自で手配をお願いします。京都市には多数の宿がありますが、この週は桜の開花週になる可能性が高く、宿の確保が既に難しくなり始めています。
なお一般論としてですが、京都市での宿泊が困難な場合でも、隣接する大津市では宿泊可能な場合があります。大津は滋賀県の県庁所在地なので一定数以上の宿泊施設があり、大津〜京都間はJR新快速で10分程度です。
また京都駅から会場最寄りの地下鉄烏丸線北山駅までは地下鉄で15分程度です(北山駅から会場までは徒歩で10分程度)。会場近くには元々宿泊施設が少ないため、京都市内での宿泊と比べて重大な違いは生じないことが期待されます。京都市内で宿が確保できない場合にはご検討ください。また京都市内は近年(観光都市であるにもかかわらず)、タクシーの台数が減少しており、スマートフォン・アプリを用いた場合ですら乗車が難しい時間帯があります。交通手段は事前に充分ご検討ください。
- オーガナイザー: 福島敦史(京都府立大学大学院生命環境科学研究科)
- オーガナイザー: 早川英介(理研CSRS)
- 参加申し込み: 下記フォームからお願いします。
原則として、全日(3日間)参加できる方がご応募ください。
フォームが正しく入力された場合、google formから自動リプライが送信されますのでご確認ください(自動リプライが届かない場合はemailアドレスの入力をご確認ください)。
今回のイベントは(前年に引き続き)運営の都合上、定員を少なく設定しており(主催者込みで最大20人程度)、フォームでの申し込みをされても参加いただけないケースがあり得ることをご了承ください。 フォーム経由の参加申し込み確認後に、参加可能な方に改めて連絡を差し上げます。
初日の参加時刻が遅れる可能性がある場合は、その旨フォームでお知らせください。
現地までの交通手段・宿泊先は、各自で手配してください。研究会による斡旋は行いません。
本ミートアップはハッカソンに類似したイベントですが(ハッカソンがhackのmarathonであるのに対し、本ミートアップはいわばdiscussionのmarathonであることを意図しています)、合宿形式ではなく、学会の年会と同様、イベント会場のみを主催者が準備する形式で行います。
イベントの趣旨、会場や会期中の過ごし方の説明を行います。また下記の情報交換会やグループ作業等の打ち合わせ・アイディア出しを全体で行います。
初日の打ち合わせで提案されたテーマに関して会期中に個別に情報交換会を行います。(例:エンリッチメント解析に関する情報交換、プログラミング開発環境の相談会 )
初日の打ち合わせでグループ・もしくは個人で作業するテーマを決めて、会期中に自由な時間配分で作業してもらいます。
Page Last Updated: Jan. 4, 2024